鎌倉のさくら貝を集めて作った大人かわいい「Crushed Sakura Shell スマホケース」
海が運んできた、小さな奇跡のかけら——鎌倉のさくら貝。
この貴重な素材を活かし、新たな価値を生み出すスマートフォンケースを制作します。

大量生産ではなく、自然が生み出した一つひとつ異なる色合いや形をそのまま活かした、世界に一つだけのスマホケース。
鎌倉の自然を感じるこのプロダクトを、あなたの手元へ届けます。

今回の作品について
今回は以下の特別なリターンをお届けします。
・鎌倉のさくら貝を活かした、世界に一つだけのおとなかわいいスマートフォンケース
・貴重な壊れていないさくら貝を使用したスマホストラップ
・鎌倉を五感で感じるリアルワークショオプまたは鎌倉に想いを馳せるオンラインのワークショップ参加権
由比ヶ浜のさくら貝を直接感じながら、自分だけの一品を手にいれる機会をぜひお楽しみください。
鎌倉の由比ヶ浜で一つ一つ拾い集めたさくら貝を活用
鎌倉産の貴重なさくら貝を使用し、ただの装飾ではなく、新しいデザインのプロダクトとしてアップサイクルします。


鎌倉さくら貝との出会いとスマホケースの誕生
約20年ほど前、湘南に引っ越してきた頃、江ノ島水族館裏の片瀬西浜でさくら色に輝く小さな貝を見つけました。恐らく多くの人がするようにそのさくら色の貝を拾い集めました。それがさくら貝との出会いです。

あまりにも綺麗で拾ったはいいもののガラス瓶に入れて部屋の片隅に置いておくだけの日々が過ぎて行きました。

アップサイクルクリエーターとしての活動を始めた8年前、ひょんなことから活動拠点の鎌倉に引っ越すことになりました。
鎌倉に引っ越してからは、近くの由比ヶ浜に犬の散歩や投げ釣りによく出かけました。その度にさくら貝を拾っていました。

ガラス瓶にたまっていくさくら貝を何か作品にしたいと考えていて、ある時ふと、さくら貝の割れやすい特徴を使って粉々にしてスマホケースにコーティングしてはと言うアイデアが浮かびました。
作ってみると素敵な仕上がりになりました。
そんな感じで、『 Crushed Sakura Shell スマホケース 』が生まれました。

さくら貝は、とっても貴重です!
さくら貝がよく拾えるのは、日本三代小貝海岸と呼ばれる鎌倉の由比ヶ浜、石川の増穂海岸、紀伊の和歌浦と言われていて地域が限られます。
また、季節、気象条件とも関係が深く鎌倉由比ヶ浜では、冬の南西の風が吹く大潮の日が良いとされています。



※鎌倉 由比ヶ浜にあるさくら貝の歌の碑
最近は、地球温暖化の影響かさくら貝の拾える数が、年々減っています。昔から鎌倉にお住まいの方のお話しでは、かつては台風の後など由比ヶ浜一面がさくら色に染まるほどだったそうです。

さくら貝の殻はとっても薄く簡単に割れてしまいます。また、拾った時に殻に小さな丸い穴が空いている事がほとんどです。これはツメタ貝に食べられた後です。
今回は、割れやすいさくら貝の特徴を逆手にとって粉々にしたさくら貝の殻をコーティングしてスマホケースにしましたが、二枚貝であるさくら貝の殻が完全な状態で拾えるのはごく稀な事でとっても貴重品です。
そんな完全型のさくら貝を使ったストラップもご用意しました。


※USEUPロゴ入りストラップ
二枚貝の片方を使ったストラップや、両方を使った完全型のストラップ、レジンで封じ込めたストラップなど5種類をご用意しました。
iPhoneとAndroidの両方に対応したケースをご用意し、お手持ちのスマートフォンに合わせたケースを選んでいただけます。
鎌倉の自然と文化を感じられるデザインで、持つだけで特別な気持ちになれ幸せを運んでくる、そんなアイテムをお届けします。
手仕事でスマホケースをつくりあげる
完成までには、長い時間がかかります。

先ずは、さくら貝を拾うことから始まります。砂浜の波打ち際を中心にピンクの物が落ちていないか目を凝らして探します。往復3、4km歩くこともあります。ピンクの物を見つけると砂浜に顔を近づけ確認するのですが、この屈伸運動?が結構大変です。

このピンク色の物が桜が散る時期だと桜の花びらの事もあり、紛らわしい反面微笑ましいです。


持ち帰ったさくら貝には砂が付いているので洗い流します。その後、ザルなどに並べ乾燥させます。乾燥は、半日から1日かけます。

日を改め制作作業に入ります。先ずは、さくら貝をほぼ一定の大きさになるように砕きます。
この時、二枚貝の接続部分の鉸歯(ごうし)を取り除きます。この部分が入っているとコーティングにゴミが入った状態になります。
次に、粉々にしたさくら貝の殻とUVレジンを混ぜます。そして細心の注意を払いながらスマホケースに塗っていきます(コーティングします)。

最後に、紫外線を充分に当てて硬化させ完成となります。

さくら貝を拾う時から数えると完成までに数日かかります。

iPhone / Android ほぼ全機種対応
多くのスマートフォンが発売されていますが、iPhone /Android 共にほぼ全機種に対応していますので、あなたのスマホにピッタリのケースがみつかると思います。

カバー型、手帳型からお選びいただけます
スマホケースは、人それぞれ好みが分かれますが、カバー型、手帳型からお選びいただけます。
手帳型は、さくら貝を沢山使いますが、思い切って作品にしてみました。

手帳型のAndroidは、付属のシール部に貼り付けて固定するパターンです。

次の表を参考にサイズをお選びください。

手帳型のiPhoneは、ケースにはめ込むパターンです。

ワンポイントにさくら貝を付けられます
全面 Crushed Sakura Shellがコーテイングされますが、右下に二枚貝のさくら貝の片方の貝殻をワンポイントとして入れる事もできます。

さくら貝ストラップ、5種類からお選びいただけます
さくら貝は、二枚貝ですがその貝殻の片方だけを使ったハーフタイプや両方の貝殻を使った完全タイプ、更にはさくら貝をレジンに閉じ込めたタイプなどからお選びいただけます。ストラップのバリエーションをお楽しみください。
※ 全く無傷のさくら貝は、とっても貴重です。先ずさくら貝の貝殻は薄く割れやすいです。また、貝殻に穴が空いている事がよくあります。この穴はツメタ貝によって開けられた物と言われています。
1、USEUPロゴ付きさくら貝ストラップ

2、両方の貝殻を使ったさくら貝ストラップ

3、二枚貝の片方の貝殻を3枚使ったさくら貝ストラップ

3枚の貝殻が揺れて綺麗です。
4、二枚貝の両方の貝殻をレジンに閉じ込めたさくら貝ストラップ

5、二枚貝の両方の貝殻を複数個レジンに閉じ込めたさくら貝ストラップ

ワークショップで鎌倉のさくら貝をもっと身近に
このプロジェクトでは、ただ製品を販売するだけでなく、さくら貝を拾う体験やものづくりの楽しさを味わっていただけるワークショップを開催します。
※ カバー(ケース)型、手帳型をお選びいただけます。
※ 手帳型は時間が追加でかかります。また、参加費も3,300 円追加になります。(材料費、ケース代追加分)

リアルワークショップ(鎌倉開催)


由比ヶ浜でさくら貝拾いを行い、その後、材木座海岸近くのカフェで制作を行います。
海辺を歩きながら素材を探し、カフェでゆったりと制作するリトリート体験です。海と触れ合いながら、自分だけのオリジナルアイテムを作るひとときをお楽しみください。
鎌倉の海に癒されに来てみませんか!


タイムテーブル(予定)
10:00 江ノ電由比ヶ浜駅 集合
10:05 さくら貝拾いスタート(由比ヶ浜)
11:00 休憩(さくら貝の歌の碑前)
11:55 さくら貝拾い終了(材木座海岸)
12:00 ランチ(材木座のカフェにて)
13:00 ワークショップ スタート(材木座のカフェにて)
14:30 カバー(ケース)型ワークショップ終了
15:15 手帳型ワークショップ終了
オンラインワークショップ
材料を事前に配送し、Webミーティングシステムを利用して制作を行います。
遠方の方でも参加可能で、鎌倉のさくら貝を使いながら、自宅で特別なスマホケースを作ることができます。
鎌倉の海を感じてみませんか!

コロナ禍の時に開催した紙袋からマスク入れをアップサイクルするオンラインワークショップの様子
お送りする物(予定)
・ さくら貝
・ ベースとなるスマホケース
・ UVレジン
・ 小さく切った紙片(16枚)
・ 爪楊枝(10本)
・ UV LEDライト
※ ピンセットは、ご自身でご用意ください。あると便利です。
幸せを呼ぶさくら貝
さくら貝は、幸せを呼ぶと言われています。そんなさくら貝を身近に持ち歩いてみませんか。


応援コメント
京都芸術大学 教授 環境デザイナー 早川 克美 氏より

「美(うるわ)しき 桜貝一つ去り行ける 君にささげん」
昭和24年ラジオ歌謡として放送され、今も愛されている「さくら貝の歌」の一節です。
愛する人との別れを偲んだ歌ですが、薄紅色のさくら貝にはどこか、心の内の思いを込めたくなる
儚い美しさがあります。
21世紀の今、思いを運ぶのはスマートフォンでしょうか。そのケースをさくら貝で彩ることはなんともロマンチックに思えてなりません。
愛する人を想い、美しい海を想い、作ってみてください。世界で一つの宝物になることでしょう。
アップサイクルクリエイター「折人 - OribitO -」
本プロジェクトの企画者は、アップサイクルの専門家「折人 - OribitO -」。
「折ることで価値を与える」ことを理念に、紙袋、コーヒー袋、革など、日常にあるものを折り、価値あるプロダクトへと変える技術を持つクリエイターです。
コーヒー好きでスタバの紙袋が自宅に沢山あり、勿体無いと思い折財布を作ったのがきっかけでアップサイクルクリエーターの活動を始めました。8年めを迎えています。

アップサイクル活動を推進し、2017年からアップサイクル作品を制作し、累計販売数は1000点を超えます。スターバックスや東急ハンズでワークショップを開催し、800人以上にアップサイクル技術を伝授してきました。
2019年にはNPO法人「日本エコロジーアップサイクル協会」を設立し鎌倉を拠点に活動しています。以来、アップサイクルクリエ ーターとして『技術の探求』、NPO法人の運営を通して『技術の普及』を行っています。
また、温暖化を防止し、地球を子ども達につなぐ目的で、『温暖化防止プラットフォーム』を2023年の夏に立ち上げました。

アップサイクル作品には、紙袋からマスク入れ、コーヒー豆のプラ袋から名刺入れ、チョコレートの箱から手帳型スマホカバー、小麦粉袋からエコバッグなど沢山の物があります。
4年前には、革も折れるのではと思い、紙、プラで培った『折る技術』を鹿革・端革に適用させミニポシェット、名刺入れ、ベルト 、Apple Watch用バンドなどをアップサイクルしています。
更に、これらのアップサイクル作品のコンセプトを表したアップサイクルブランド『USEUP』を2024年の初めに立ち上げました。
『USEUP』とは、使い尽くすと言う英語を元にネーミングしました。
古来からの日本人のアイデアで物を使い作ると言う考え方をインスパイアーしています。

ロゴには、割れた板を修復するための蝶ネクタイの形をしたちぎりをモチーフとしました。

さくら貝という儚くも美しい素材を「価値あるプロダクト」に変え、持続可能なものづくりを実現したいと考えています。
折人の作品づくり
まず第一に心がけている事は、『ゴミからゴミを作らない事』です。
なので、十分実用に耐えられ、使いやすく、デザイン的にも素敵な作品作りを心がけています。
アップサイクルだからという言い訳はしたくありません
紙袋 → マスク入れ

コーヒー豆のプラ袋 → 名刺入れ

チョコレートの箱(明治 THE Chocolate)→ 手帳型スマホカバー

フランス産小麦粉袋→ エコバッグ

鎌倉の海の恵みを、未来へつなぐプロジェクト
美しいけれど、すぐに壊れてしまう——
そんな儚いさくら貝に、新しい価値を与えるこのプロジェクト。
大量生産ではなく、自然と共存しながら生まれる一つひとつ異なる表情のアイテムを、あなたの手に届けたい。

このさくら貝を通じて、持続可能な未来に向けた「アップサイクル」の大切さを感じてもらえたら嬉しいです。
ご支援、どうぞよろしくお願いいたします。